ブログみたいなやつ

ブログです。

ライブした。おわり という内容の記事

今夜は新宿某所で白いベランダのライブをしてきた。今日で通算83回目のライブだった。ライブの回数を数えたことはなくて、これは嘘である。ちなみにラモーンズは数えてたらしい。

 

今日は聴きに来てくれた方たちが居て、演奏後、逆に心が折れそうになる位褒めてもらってしまった。面白いおもちゃを拾ったみたいな表情で話して下さって、本当に嬉しかった。拾ってくれてありがとうございます。

 

昨日は上司の方から何かと叱られたり、それはただの悪口だろと思うようなことを言われたりする一日だったので、昨日と今日は泥の底から月まで飛んでいくような二日間だった。

 

そういえばニルヴァーナのvery apeって曲の歌詞が、そういう感じだった。泥から空へ、空から泥へ、みたいな…。インユーテロは不朽の名盤なのでおすすめです。

 

なんか、アップダウンがある日々の中にいるなあと思う。おれ自体は割とぬるま湯人間だけど、環境が躁鬱的というか。

 

自分が音楽家を名乗るには駄目なところがまだ色々とある感じがするし、それが演奏で発露してしまったりもしてると思うし(ミスとか)、だけじゃなくて自覚のない欠点もまだまだ多いのだろうとも思う。

 

でも今日はただハッピーエンドだ。自分が面白がって作ったものを人が楽しんでくれるのは、すごく幸せなことだなと思う。コアラのマーチをつくった人とかもきっと幸せなんだろうなあ。

 

いまは高尾駅から家までの道のりをさとこと歩いている。山の向こうに月が沈んで行くのを見た。月は意外と速く沈んでいく、少しずつその姿が隠れていくのが眺めていて分かった。それから犬とか猫ではないしっぽの長い動物を見かけた。太いしっぽじゃなかったので、多分アライグマだと思う。緩やかな上り坂は林を縫うようにあって、どこかで鳥が鳴いていた。こんな時間になく鳥もいるんだなあ、それとも、街灯が明るくて夜明けと勘違いしているのかもしれないなあ。

 

そんな感じです。

かけオムライスの作り方

きのうノープランで晩飯を作りはじめて、結構おいしかったので紹介します。

かけオムライスです。

 

①玉ねぎのみじん切りを炒める。

②そこに鶏肉と適当なキノコをあわせて少なめの湯で煮る。

③ケチャップとソースとコンソメで適当に味をつける。

ケチャップで下味、ソースで風味、コンソメで塩味くらいのノリでやるのがいいと思います。

あとバジルとかコショウをお好みで入れる。

④適当なウィスキーを小さじ一杯くらい入れてアルコールが飛ぶまで再度煮る。

⑤鍋に溶き卵を入れる。

線が細くなるようにしつつ回しながら垂らしていくとフワフワになります。

⑥米にぶちまけて食う。

 

オムライスっぽいです。

 

 

 

のろけ話と愚痴(しかも長文)

おれはカスのように小さい身体で…いや、ちょっとネガティブだな。仕切り直そう。おれはクズのように小さい身体で生きている。なので、コルモピア(しまむら的な店)で買ったジーパンを穿いて暮らしている。腰周りにゴム紐を搭載した子供服だ。店頭のハンガーに「160cm」とか書いてあるやつ。だからそれはジーンズでもデニムでもなく、あらゆる視座からジーパンと呼ばれるべき代物だ。ベルトを帯びなくても穿けるのでズボラな私としてはラクなのだが、そのジーパンで出勤すると、ついついベルトを家に残置してしまい、職場に着いてリュックから制服を出す頃に気づいて絶望したりする。この前はいつもより早めに出勤したんだけど、先述の愚因によりベルトを忘れてしまい、パートナーであるさとこに駅までバスで来てもらったりした。お陰で朝ごはんを一緒に食べられたので幸せだったな。ら抜き表現を避けるとおれたちがメシに食われてしまったような字面だけど、とにかく幸せだった。以上がジーパンの功罪に関するたわごとだ。高尾駅北口のロータリーにある喫煙所は曇天とシケた平和がよく似合う場所。

 

話は変わるが、おれは「そこそこ低い収入と全然ない時間」と「なかなか足りない収入とけっこうある時間」を天秤にかけて過ごしている。あと、唐突ですが6/13にライブがあるので、来てくれたら嬉しいです。

 

 

紙に十字線を引き、上段と下段に「金がある」「金がない」と書く。それから右列に「時間がある」左列に「時間ねえよこれじゃ仕事で一生が終わっちまうよどうしたら良いんだ」と書く。「労働者の悶々(もんもん)マトリックス」の完成だ。

 

マトリックスブックオフの百円ビジネス書なんかで散見される思考法みたいなもので、二つの要素をX軸とY軸に振り分けることで物事を四つのグループに分けるものである。実践してみると分かるが、こんなもの書くだけでは何も起こらない。何かコトを起こしたい時には役立つかもな…よくわからん。使い方が多分間違ってる。

 

おれは週5のペースで働いており、目下のところは前者、金が少しあって時間が少ししかない、の立場に置かれている。仕事の日は5:00か6:00頃に家を出る。それで2時間くらい通勤の時間がある。それからだいたい18:30過ぎまで働く。休憩はあまりない、休憩1時間分の給与はきちんと差し引かれるのだが。おれはそういう事柄に対して「普通だから」で納得できる性格ではないのに、度胸も無いので、コツコツと我慢を積み重ねている。まあいいやと、思わないけど口にする。おれは超合金労働ロボだ、労働ミサイルにのって飛んでくぞ、マンセー!!!!!みたいな感じで騙し騙しやっている。

 

誰だって「人混み」なんて呼ばれたくはないんじゃないかと思う。その人混みの一片としておれも暮らしている。人混み、通勤電車の人混み。あまりに多くの人の一度きりの人生が、どうでもいいようなことに費やされる。

 

おれはなにか芸術と呼びうるものを遺してから死にたい。他に主体的にやりたいことがほぼ無いので、出来れば収入源にもしたい。したいけど…売り物を作るつもりで作るものとは断じて違う。誰かが対価を払うほどの価値…誰かの魂の推進力を後押しできるような力があり、その価値が商魂に依ることなく在るような何かを作りたいのだ。金にしたいのは、そういうものをつくる時間を増やしたいから、それと下心だ。

 

今のところ、うまくいく目処は立たないが、トライするのに予算があまり要らないので、おれのような下層の人間でも楽しめるのは創作行為のいいところだと思う。真鍮のモニュメントを作るとか言うなら話は別かもね、でも、頭の中にならそれだってタダで作れる。全ては想像力だ。

 

創作に金はいらないかもしれないけど、時間はそこそこ要る。おれは効率の良くない人間なので尚の事だ。しかし時間を確保するためには収入を犠牲にせざるを得ないのが現状で、行き詰まっている。前には壁、退路はない、才能もない。という感じ。ヤクでもやれば才能が覚醒するんじゃないかと思って馬鹿をやったことがあるが、馬鹿は何やっても馬鹿だと分かっただけだった。それよりは不服な日々を重ねる方がずっとマシなのだ、おれの場合は。立ちはだかる壁をナメクジのように這って越えて行きたいのだ。

 

前にタイに行ったのがクソみたいに楽しかったので、なにかそういう力を備えた歌を作ろうと尽力している。あまりうまく行かない。いくつかの歌を作る中で、そんな何かを獲得出来たらいいと思ってる。その傍ら(『かたわら』ってこんな漢字で書くらしい)、仕事もそれなりにちゃんとやっているが、創作と「傍ら」が1:9くらいなので、おれは悩んでいる。第一、仕事というのはそれに明け暮れたいほど愉しいものじゃないし。

 

仕事をやめてフリーターになれば、おいおい生活に困るのではないかと思うのだけど、仕事なんてしていないほうが色んな経験が出来るんじゃないかと思う。どちらが価値のあることだろう?後者に違いない。それは分かってる。だけど、パートナーと子供を育てたりしてみたいという月並みな夢もある。おれはヤケクソな気持ちで暮らして来たようなところがあるけど、ヤケクソだけで子供は育つまい。飯が要る、学が要る、それには金が要る。貧乏な画学生みたいな顔して生きることはロマンチックではあるかもね、だけどそれは第一に惨めなことかもしれない。人生なんて大抵惨めなものかもしれないけど、それにしたってロマン主義を捨てなければならない時もあるんじゃないか。いや、「自分の子供に会ってみたい」って何も合理的ではないロマンのカタマリだから、結局おれはロマン主義から離れられないけど。

 

自分の選択によって、自分の人生の近くににもう一人誰かがいるようになる、これってすごいことじゃないかな?おれはなるべく色々な人と心をこめて関わりたいし、心を込めて関われる余地のある人間が多いほうがきっと情報量も増えて人生が面白いと思うので、子供、いたらいいな…などと思っている(センシティブな話題なので立場を表明しておくと、血は繋がってなくても別にいい派だ。でも、子供という家族がいたらきっと素敵なことも沢山あるんじゃないかなと思う)。仕事も音楽も子育ても、なんて進研ゼミの漫画みたいな人生が送れたら、それに越したことはないのだけど。書いてたらなんかいける気もしてきたな。でも、現状ではいろいろなことが難しい。自分の人生を生きているという感覚が不足している今日この頃だ。

ウーバーイーツ第二章

第二章と題したのは、前回職場でウーバーイーツを利用してクソほど叱られたからです。

 

今日はさとこと二人で立川のインドカレー屋に行った。ちょいちょい行くので店員と顔なじみ化していて、いつもくつろいで食べている。食い終わってボーッとしてたら店員のお兄さんがおれの横にぬっと現れて、スマホの画面を見せてきた。

「これ書いてください」

店員は言った。見てみると、口座番号とか郵便番号とかを意味する感じの英語と入力欄が並んでいた。最初はダイレクト過ぎる振り込み詐欺かと思ったが違った。それはウーバーイーツの店舗情報を入力する画面だった。

おれは店員の免許を見ながら住所を入力した。それから、

「これ違いました。店の住所書いてください」

と言われて、店の住所を書き直すなどの徒労に明け暮れた。

作業に没頭すること300000ミリ秒、おれは入力を終え、店員のお兄さんのスマホは無事ウーバーイーツの管理画面に飛んだ。店員はスマホ片手にキッチンの方へ消えていった。それからまたこっちに来た。

「ありがとね〜、どうぞ」

差し出されたのはアイスクリームだった。お礼にサービスしてもらったのだ。なんか全然アイスって気分ではなかったのだが、妙に嬉しかったのでせっせと食べた。

あと、最低なロックバンド(褒め言葉)・バリウムピルズのボーカルの浅井さんと音楽に関するちょっとしたやり取りがあって、お礼にということでラインギフトでビールを頂いた。おれがそんなに役に立った訳でもないので、いいのかな、と思ったけど。それも嬉しかった。あしたのみます、ありがとうございます。昨日のライブ楽しかったです。

そしておれはトミ子の幸福を願う

以前、バイト先の同僚Yさんの勧めで占い師の許を訪ねたことがある。占って"頂いた"のはパートナーのさとこ。彼女は色々と根深い悩みを抱えていた。占いの館はどこかの街の駅からバスに乗って15分くらいのところにあった。占い師のお婆さんは占い師ネームの書かれた名刺を寄越してきたが、本名はトミ子と言うらしかった。挨拶もほどほどに、トミ子は「ズバリと言い当てる」的雰囲気を醸し出しながら説教を始めた。

 

「あんたは甘えてる」「私は片方の目が見えないけど女手一つで子供たちを育て上げた」「私の客には有名な政治家もいるわよ」「とにかくがむしゃらに働きなさい。そうすることで得られるものがある」

 

失礼ながら実に旧時代的な意見だとは思うのだが、それなりの説得力はあった。それは多分、トミ子自身の人生に根差した言葉であったからだろう。さとこはいろいろ言われて落ち込んでいたし、おれも「なんだこいつ」と思わないではなかったが、はい、はいと頷きながら話を聞いた。それからさとこは持病である足の痛みについても相談した。

 

「それは足そのものが引き起こす痛みじゃないわね。産婦人科に行きなさい。なるべく早く行くのよ。分かったわね」

「ハイ」

 

そんな会話があった。

それからトミ子は趣味で描いているという絵や詩を見せてくれた。地蔵と野菜の絵。生きることに関する詩。様変わりした故郷の、在りし日の風景を思い起こして描いたもの、等々。べつに好きじゃなかったけど、悪くなかった。何より、絵や詩の話をしているとき、トミ子は少し童女のように明るかった気がする。そんなこんなで占いは終了した。

 

「ありがとうございました」

「二人分だから二万円ね」

 

なぜか同伴しただけのおれもちゃっかり金を取られた。おれは、商魂の逞しいクソババアだな、なんて思ってなかった、ぜんぜん思ってなかったです。ありがたやありがたや…。

 

「私も出かけるから、駅まで送るわよ」

トミ子は言い、タクシーを呼んだ。しばらくしてタクシーが来る。運転手とトミ子は顔なじみであるらしく、何か挨拶を交わした。それから我々は占いの館から一番近い駅で降りた。これは三年くらい前の話だ。

 

最近、さとこは大きい病院の総合診療科というところで足の痛みの原因を調べた。今日も病院だった。おれは付き添って病院へ行った。今日、ひとつ分かったことがある。さとこの足の動脈と静脈は癒着している、もしくは静脈が奇形になっており、それが痛みを引き起こしている、ということだった。

 

トミ子。産婦人科じゃ無かったぞ。トミ子。あんたは黙って、絵とか、詩とかだけかいてれば良かったんだ。おれたちはそういうことを思った。

 

おれがこれを読む方に伝えたいことは二つ。占い師なんてただのババアだ。よくわからない病気は総合診療科で調べたほうがいい。

 

おわり

 

ブライアンウィルソンの自伝の販促

ブライアンウィルソンの自伝を読んでいる。ビーチボーイズの人である。ビーチボーイズビートルズと同時代に活躍していたバンドだよ、「シャットダウンvol.2」「トゥデイ」「ペットサウンズ」あたりがおれはとっても好きです。みんなも聴こうぜ、ビーチボーイズ

 

ブライアンウィルソンが大好きなフォーフレッシュメンというコーラスグループもかっこいい、これもみんな聴こうぜ。おれはアルバム三枚くらいしか聴いたことないのですが、「ファイブ・トロンボーン」ってアルバムがよかった。二年くらい前に、友達の加藤君の部屋でフォーフレッシュメンを聴きながら社交ダンスごっこをしたな。どうでもいいけど。

 

ブライアンウィルソンの自伝もとてもいいよ。電車とか職場で読んでるけど、ときどき目が潤んでしまう。60年代のアメリカの青春って、おれは一生経験できないものだけど(ゼロ年代日本の青春も経験できなかった)、彼の話に触れるうち、そういう何かを追体験することになる。彼の生きてきた人生には輝かしい出来事が沢山ある。ビーチボーイズの曲がヒットチャートで一位をとったとか、ラジオで流れたとか。ジョンレノンが電話をかけてきて「ペットサウンズ」を褒めてくれた、とか。

 

だけど自伝を読むと、その生活が精神的な病苦に満ちていたことも分かる。心細さがよく伝わってくる。その分だけ、自分を理解してくれるパートナーとの出会いが色鮮やかなものになっている。それがどれだけ大きな救いを彼にもたらしたのか分かるのだ。おれは読んでいて泣いてしまう…しまいそうになる。

 

どんな高みに上り詰めても、苦しみから逃れることは出来ないのかもしれない。だけどそれはそれとして、幸せを一つずつ増やしていくことは出来るのかもしれない。不幸を土台として幸福があるのではなく、幸福を土台に不幸がある訳でも無いんじゃないかなと。ブライアンウィルソンの自伝を読みながら、改めてそういうことを思ったりしていた。本とはあまり関係ない感想だけど。

仕事がめちゃくちゃ早い中国人のおばさん

職場の中国人のおばさんとよく話す。今日も話してた。

 

「夫が仕事の都合で日本に行ってたの。私はしばらく中国に残ってて、あとから日本に来た。それから知り合いの紹介で厨房の仕事を始めた。魚を捌いて刺身を作ったりする仕事。中国人が働くような場所じゃなさそうだったから『私、日本語全然分からないよ』と言ったけど、知り合いは『だいじょぶだいじょぶ!見て真似すれば出来るから』と言って取り合わなかった。結局、見様見真似で仕事を覚えたよ。そこを辞めてホテルの清掃の仕事に移ったのは、保育園に預けた娘を迎えに行く必要があったから。晩御飯も作らなきゃいけないし。

 

娘は音楽が好きだよ。この前は小学校の発表会でリコーダーを吹いてた。好物はあんかけの麺。『今日は何食べたい?』って訊くと、娘はいつも『あんかけの麺!』って言うよ。私の得意料理なんだ。麺は小麦粉を買ってきて自分で作る。小麦粉はパンも作れるし安いから、いつも大量に買い込んでる。水を入れて、練って伸ばして、一晩置いて、細く切って茹でたら麺の出来上がり。あんかけは玉ねぎのみじん切りや挽肉を炒めて作る。外食は余りしないの。しょっぱいものとか脂っこいものが余り好きじゃないし、一度食べれば自分で同じものが作れるし。だから中華料理も好きじゃない。でも餃子は作るよ。フライパンは使わない。焼き餃子は脂っこいから、私が作るのはいつも水餃子。

 

私は野菜とか果物が好きよ。休みの日はいつも10kmから15kmくらい走って、八百屋さんに寄るの。最近は休みが多かったから毎日八百屋さんに通ってたよ。私の家は三つの駅の中間ぐらいの所にあるから、いくつかの店を見て回るの。新大久保の八百屋さんは安いし良いよ。

 

今は料理を沢山作って、友達にお裾分けしたり、家に招いてみんなで食べたりもするけど、昔は全然料理なんてしなかった。お母さんが料理上手だったし、姉達も見事な腕前だったから、私はいいやって思ってた。男性的な性格だったのもあると思う。『あんたは男みたいだね』って言われるような子供だった。実際、頭に花飾りを付けるなんて絶対に嫌だった。その頃は、速く走る事にしか興味が無かった。でも、娘のために作り始めたら楽しくなった。今は料理好きよ。

 

今日は暇だから、私もお昼ご飯食べるよ。ゆうやさんトマト食べる?私、トマト大好きなの。二個食べていいよ。大丈夫、私は朝六個食べたから(笑)、ほら、見て見て!」

 

 

そういう訳で、今日はそのおばさんからトマトを貰った。袋には『ながいきトマト』と書いてあった。少し甘味のある、実の詰まったおいしいトマトだった。

 

その後、着替えに来たフィリピン人のおばさんが「食べきれなかった」と言ってスパムをひと切れくれた。この人はいつも余分に食料を持ってきて、周囲の人間にどんどん食わせようとする。

 

以前古本屋で立ち読みした本で、その昔フィリピンに駐在していた日本軍の人の手記みたいなものがあったのだが、それによるとフィリピン人は食べ物をみんなで分け合う習慣があるらしい。食料が不足していた戦時ですらそういう感じだったのか、フィリピン人って偉大だな、と思った覚えがある。

 

それ(スパム)を見た中国人のおばさんが「じゃあこれも一緒に食べたら良いよ」と余ってるパンを分けてくれたので、おれは簡素なサンドイッチを作って食べた。

 

仕上げはさらに別のフィリピン人が事務所に常備しているマヨネーズに頼った。慈悲によって誕生したジャンクフードである。

 

スパムを食ったというだけの話でした。終