ブログみたいなやつ

ブログです。

欠陥品、24歳の梅雨を迎える

ここには書けないようなことがあって、最近は砂糖入りのガソリンでむりやり走る原付の気分だった。今朝、五歳の女の子が虐待で亡くなったというニュースを知った。なんだかショックで泣きそうになった。少し涙が出た。悲しい気持ちで出勤した。

 

朝礼の後で、上司の方から注意を受けた。
「ちょっといいかな」
話によると、おれは空気が読めておらず、場違いな発言・的はずれな質問をし、パートのおばさん達や上司の方にも少々不愉快な思いをさせてしまっていたらしい。

 

集団行動の下手な、ズレた子供だったおれは、塞ぎ込んでコミュニケーションから逃げることで十代後半を過ごし、うまく話せない相手が多いままで年だけとってしまった。小・中学生の頃にぶん投げた宿題がおれを殺しに帰ってきたようだった。

 

それから三十分ほど、この職場には敵しか居ないのかもしれない、おれを軽蔑したり、憎しみを抱くような人だって沢山いるのかもしれない、と思い、久方ぶりに疑心暗鬼になっていた。「空気を読む」ということがどこまでも当たり前に存在している環境において、おれは悪意のある人間のように取られてしまいかねないと思うのだ。

 

とは言え、自分を呪って解決することなど一つもない。これは、子供の頃の自分と一緒に学び直しをするチャンスだ。「おじさんが宿題を手伝ってあげよう」という風にしていくしかないことだ。頭ではそう思うことにした。ポンコツなおじさんなりに。

 

昼休み、作りかけの歌の歌詞の最後に、僕には居場所がない、と書き足した。

迷子のメリット

通勤で京王線新宿駅まで行き、そこから大江戸線に乗り換えるのだけど、天井から案内標識がぶら下がっているにも関わらず、道を誤り、気付けば訳のわからない地下通路に辿り着いていた。これで二度目だ。正しい道だとバーガーキング、間違った道だとロッテリアがかなり序盤にあるのだが、早朝につき頓珍漢及び無知蒙昧の度合いが格段に高まっており、おれの認知能力はそんなことにも気づけないところまで落ちてしまっていた。しかしそのお陰で、人目につかないがら空きのトイレを発見することに成功した。方向音痴は基本的に困るし阿呆だと思われるし実際に阿呆なのだけど、時々いいこともある。

ヒマな暮らしがすきだけど

今月からなんとなく、週5で契約社員として働き始めた。マジメにやっていると正社員にもなれるらしい。職場が東京タワーの近くなので、高尾から出勤するとなると朝の五時半には起きないとまずい。それで強制的に早起きになった。あしたも五時半には、できれば五時に起きて朝食をとろうと思う。

 

職場にはフィリピン人が多い。みんな陽気で働き者だ。今日はフィリピン人のおばちゃん達が、誕生日の人がいるというのでささやかなパーティーのようなことをしていた。資材置き場になっている一室にピザやスパゲッティ、コーラの2リットルボトルなどが並んでいて、おれも分けてもらった。アットホームな職場だなと思った。

 

自由時間は否応なしに減ってしまった。この先そのことに耐えられなかったら、おれはすぐに仕事を辞めてしまうだろう。ギターを弾く時間が減ってしまったので、もっと楽しく弾くようにしようと思った。音楽は義務ではなく、少ししか時間がなくてもどうしても聴いたり弾いてみたりしたいものなのだと改めて感じた。

 

何も生まれなくても、自分の心がすこし満たされる音が出てきたならそれで充分なんじゃないかと思った。曲を作るということは遊ぶということや、自己対話であったらいい。需要がないならそれは仕事ではない。音楽に触れていたいという気持ちは、心の中を無目的にうろつく野生の動物のようなものだった。

 

8時ごろ家に帰り着いて、カモミールを飲んだ。それだけで結構、落ち着いた時間を過ごせるものだ。小さなことを重ねて、ささやかな達成感のなかで暮らしたい。部屋が片付いたとか、猫がごろごろしておなかを見せてたとか、干しきのこを作ってそれでダシをとったらおいしかったとか。

面白いことなんて幾らでもあった気がする

自分が暮らしてきた街、いま暮らしている街にも、流れているムードがある。それは例えば音楽が音楽になる前のものだと思う。ふと周波数が合った時にだけ聴こえてくるようなもの。

東京の郊外の音楽を作りたいと思う。アジアの、日本の、東京の、郊外の音楽。街、野原や川、バス停や駅前の喫煙所、花や月、並木の遊歩道。東京郊外という視点から感じ取れる色や匂い。又はそこから憧れるものとか…そこから生まれる神話のようなものとか(思いつかないけど、何かあるはずだと思う)。

何か作るときに必要なのは新しい感覚、それもあるかも知れないけど、ここまでに感じてきた色々を思い出すことなんじゃないかと、最近になって思うようになった。

それは発見するということかもしれない。新しい考え方を発見すること。忘れていた感覚を発見すること。
おれは、他の人と比べると、どうも色々なことを忘れながら生きてきているようだし、尚更なのかもしれない。

タイに行った

一週間ほど、タイのチェンダオという街に居た。さとこと、菅原ユウキさん(がーすーさん)と、おれの三人で。

 

泊まっていたホテルはココホーム、主人のココさんは親切で明るく、英語もおれより遥かに堪能で、非常に助かった。ココさんのイトコもそこで働いていて、いつもニコニコしている愉快な人だった。先導している吊り橋をガニ股ダッシュで揺らして我々をビビらせたり、バレンタインには「ハッピーバレンタイン!ユアビューティフォー!」と言ってさとこに上着をプレゼントしてくれた。(何度かチップを渡そうとしたけど、いいよいいよ、という感じで、全て笑顔で断られた。)

 

旅の移動手段はヒッチハイク、軽トラの荷台、バイク三人乗り、トゥクトゥク、自転車(夜、野犬の群れが追い駆けてくる!)など。移動がいちいち面白い旅だった。朝には軽トラの荷台から時速100キロぶんの初夏の風を浴び、夜には流れる木々の向こうでじっと動かない星空を見つけた。

 

チェンダオに来たのは、シャンバラというフェスがやっているから。シャンバラには色々な国の人達が集まっていて、ライブがあったり、手工芸品を売ってる人が居たり、ヨガ等のワークショップがあったり、どこからともなくマリファナが薫ってきたりした(タイは大麻違法なので、大麻目的でタイに行くのはお勧めできないです)。

 

がーすーさんはシャンバラに出演するミュージシャンのひとりだった。出番は昼。草の上に敷物を敷いて、ワラか何かの屋根が設置されたステージで、ライブをした。素敵な雰囲気のライブだった。新しい歌もやっていた。少し心の混乱を感じる、青白いような熱いような歌。おれは一番前で観て、トイカメラで写真も撮った。今日フィルムを写真屋に持っていって、現像・プリント待ち。

 

チェンダオはわりと田舎なので、ご飯も安くておいしいし、ものを盗まれることもなかった。一度、ヒッチハイクした車にカバンを忘れてしまったのだけど、乗せてくれた人がホテルの主人と知り合いだったので、それも連絡をつけて取り返してくれた。

 

最後の日だけはチェンマイで過ごした。女達がくねくねと座り込んでいる妖しいマッサージ屋(おれは清純派なので入店を断念)、文化祭風の箱バンがオアシスやニルヴァーナばかり演奏するナイトバザール、チェンマイは渋谷に少し似ていた。全然違うんだけど、なんとなく。

 

チェンマイハードロックカフェを通り過ぎると、暗い通りの奥の方にラスタカフェというバーがあって、地元のバンドやDJがレゲエを鳴らしていた。心地良い場所だった。世界中いろんなとこで、みんなが楽しく過ごせるように頑張ってるんだな、と思って嬉しかった。おれはそこで久しぶりにジントニックを飲んだ。話しかけてきたサンフランシスコ出身のお姉さんに煙草をわけてあげたら、ありがとう!あなたってレディボーイ(オカマ)なの?と訊かれた。女の子がすきです、と答えて、昨日の夜の七時ごろ日本に帰ってきた。ラスタカフェ、隣にさとこも居たのだけど、男に見えたのかもしれない。さとこが。全部さとこのせいだ。

世界最古の釣り針は沖縄、2万3000年前

日が昇る。人間はそれを観察して、「なぜ」を付加する。

そうすると、問いが誕生する。

――日が昇る。なぜ、日が昇るのか。

――問いが誕生する。なぜ、問いが誕生するのか。

 

それから、「何か」を加えると、現象の観察が始まる。

――日が昇る。日とは何か。

――問いが誕生する。問いとは何か。

 

人間は、言葉が生まれる以前にもこんなことをして遊んでいたのかな?

言葉以前の思考はもっと混沌としていて…

だけどもっと鮮やかで透明なものだったかもしれないと思う。

 

言葉以前の人々は、おそらく階段を上らなかった。船にも乗らなかった。

彼らはまだ階段や船を作ることが出来なかった。

彼らは崖の上、あるいは巨きな湖の対岸に行くとき、無心に歩き、無心に到達した。

それは彼らにとってワープするみたいな一瞬の出来事であったかもしれない。

例えば崖の上のような目的地までの直線ルートを作るとき、

その階段を作るために余計な時間がかかってしまうという事がある。

だけど彼らはそんな階段を作らない。

彼らは無心のトンネルをくぐって、一瞬でそこに着いたかもしれない。

 

そういうことを想像すると楽しいし、

自分にもそんな要素が少しは備わっているのでは、と希望が持てる。

きょうで1月最初の週が終わるね。

あと、現在知られている世界最古の楽器は35000年前の笛らしいよ。

さっきね、Wikipediaでこんなページを見つけて眺めてたの。

世界最古の一覧 - Wikipedia

 

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