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ひんやり感

ブログです。

教室

ここは学校の教室で、今は朝早い。先生はどこかに行ってしまって、教卓には誰も立っていない。黒板は綺麗に掃除されて、まだ何も書かれていないままだ。窓の外は早朝の青白い明るさで晴れている。さっきまでは小鳥の囀りが聞こえた。それが止むと、同級生達はみんな深い眠りに就いてしまった。それきりここには何の音もしない。車が遠くを走っていく音も、誰かの話す声も、風の音も。あまりに静かで、朝の光の音が聴こえてきそうだ。ーーもしそんな音があるなら。少し広い空間にある静寂は、その分だけ大きなものに思える。だけどそれは怖いものじゃない。それは春先の涼しい毛布のようだ。俺はさっきなんとなく辺りを見回して、あなたが一人で起きていたことに気付いた。あなたもこの静けさを毛布のように感じたりするのだろうか?俺はあなたに向かって、なんだか静かだね、と話しかけてみようと思った。

10/17 迷子になり、文房具屋を発見

適当な帰り道で帰宅していたら少し迷子になった。
俺はiPhoneを解約していて、今日はポケットワイファイ的な機器をうちに忘れてしまっていた。だからほんとに少し迷子なのだった。

開き直って散歩していると、文房具屋を見つけた。俺は無駄に文房具屋に立ち寄るタイプの人間なので寄った。(多分)個人経営で、そこそこ広い。ペンやノートの他には、ビニールテープとか、「利率」みたいなボタンのついてる電卓とかを売ってる。店の奥には「事務用品」「図書館用品」等ゴツめの棚がどっしり構えていた。だけどなんと言うか、ファンシーグッズコーナーとでも呼ぶべき棚があって、そこにはカード麻雀とか、小指の先くらいのサイコロ30円とか、なんとなく十年前のおもちゃ的な品々が並んでいるのだった。ところで、小指の先とサイコロと言うと、なんとなくヤクザっぽい気がするな。

俺は用もなく店内をうろついていたので、「何かお探しですか?」と店のおばさんに言われた。俺は「いや、迷子になっちゃって…ついでに寄り道してます」と言って愛想笑いをした。おばさんは、風が吹いたけど気がつかなかった人みたいな表情を浮かべた。俺はボールペン7本と、かわいい薄っぺらいノートを買って帰った。

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店を出て適当に歩いてたら、知ってる道に戻っていたのだった。
なんかさ、知ってる道に戻ってしまうと、俺はいつも、ちょっとがっかりしてしまう。なんだ、ここか…ってなる。
もっと全然知らない街を散歩したいな。どこにでもあるような、でも住んだ事とか全然ない街を散歩したい。そしてそれは一人で心細くがいいと思う。 
それじゃおやすみなさい。

夢アーカイブ 15年12/17-16年9/23

2015

12/17

パラレルワールドの地方都市のライブハウスに居る。微妙なバンドの演奏を見る。エレベーターに乗って楽屋のようなところに行く。出演者の男とビールのウォッカ割りについて話している。その時は俺も出演者のような気分でいる。

12/30

図書館の入り口は段差の高い階段になっていて、一階の床まで25mはありそうだった。手すりはなく、俺には恐ろしくて降りることが出来なかったが、天井からぶら下がっていたロープに捕まって滑り降りた。それから女が男の首を包丁で切るのを見た。通行人の介抱で男は無事だった。

12/31

シロップ16gの五十嵐隆が書いた本があったので買って読んでみると、くだらなくて役に立たない人生指南書だった。おかしいな、と思って表紙をよく見ると「五十嵐冬 著」と書いてあった。商店街の小さな本屋の店先の棚にその本を突っ込んでうちに帰った。

2016

1/1

「大丈夫?」「はい、なんとか」二人の詩人が薄暗い部屋で話している。片方は痩せていて片方は太っている。太った詩人の詩のヨーグルトは瓶に詰められて三つ冷蔵されている。痩せている詩人は太っている詩人に「僕は君みたいに『黒い雲』みたいな単純な言葉は使いたくない」と言う。 

1/2

オープンカーの男。オアシスの傍のベッドに寝ている盲目の子供。体がテルミンになっている二人の少女の二重奏。気立てのいい醜いおばさんに体の関係を迫られたこと。

1/3

城のバルコニーのような所に少年と戦士が幽閉されている。戦士が少年のためにタバコを巻いて差し出す。少年はもくもくとそれをふかしている。俺もそこにいて、タバコを分けてもらう。白いアークロイヤルとガラムの中間ぐらいの味がする。


バイトを掛け持ちしていて、手違いでシフトがかぶってしまう。長いアーケード商店街の途中で右に折れて10分くらい歩くと片方の職場がある。

1/5

ライブの出演依頼のメールが二、三件届く。文末に「飲みの〆にどうぞ」などと書いてあったりする。


裏庭から埋め立てられた工場が見える。鋼鉄製の巨大な「決して緩まないネジ」がいくつもむき出しになって錆びている。アーティストの女性と、その近くの中華料理屋で食事をする。新聞紙のような味のフライドポテト。

1/21

空飛ぶ汽車に乗っている。窓を開けて見下ろすと夜の湖。噴水が茶色いような不思議な光でライトアップされている。汽車が定刻通りに目的地に着くか不安に思う。

1/25

何かのテストを受けて、前世の記憶を答えてしまう。その後、何か災害の生き残りのような人達が集まっている中庭に居ると、「前世の記憶を持つ者がいるので注意してください」というアナウンスが流れる。俺は元の世界に帰されてしまう。そこは虚無のような場所で、友達も家族も存在しない。

1/26

八歳ぐらいの男の子が自慰をしている。男の子はゲイの人が使うと思われる特殊な器具を肛門に挿入していて、何十分もの間、絶え間なく射精を続けている。場面は変わって、俺は有名な芸人と一緒にアルバイトをしている。有名な芸人は暇つぶしに働いているらしい。

1/27

災害によって瓦礫の山と化した東京で暮らしている。俺は戸籍を削除して偽造したパスポートで駅の改札を通り抜ける。音楽をやっている人間は、もうほんの少ししかいない。

駅のホームで会ったどこかのライブハウスの店長のおじさんが、「このあと時間ある?靴買いに行こうよ」と言ってくる。

どうやら自分達に残された時間は余り無いようで、俺は何かの曲を作ろうと躍起になっている。(どんな曲だったかは目が醒めると忘れてしまった)

1/31

隣の駅の寝室、会うはずだった人との連絡を失敗してしまう。会うはずだった人と会う。だれか別の二人。暗い部屋。なんとなく空回りしている感覚。

2/2

昔好きだった女の子と会って話す機会があり喜んでいたが、後々よく考えてみると、俺が話していたのは隣のクラスにいた同姓同名の別人だった。

2/3

アメリカで暮らして向こうの大学に行く事になっている。学生寮の自分の部屋は閑散。夜の通りに出、寄ってきた中東系の男から怪しい錠剤を貰う。それをポケットにしまいスーパーへ。廃棄食品のベルトコンベアがある。書店では村上春樹の訃報。日付は9月3日。
それから知人の運転する車で交通事故。意識を取り戻すが足の裏にガラスが刺さっている。場面は変わり冬の電車。俺が近づくとドアがしまるので、隣の車両に乗ろうとする。するとまたドアが閉まる。結局端の車両に乗る。切符を持っていないので駅員が追ってくるが、電車は走り出す。

2/4

移住の手続きが上手くいかない。市役所から電話がかかってきて何か怒られる。友達が自作アクセサリーの写真を送ってくる。とてもよくできている。現れた迷宮から脱出すると赤いカードが貰える。どうしてレッドカードなんだろうと思う。

2/8

いじめっ子の同級生に手を引かれ、行きたくもないプールに行く。

2/9

紙芝居をする髭のおじさんを手伝う。犬についての紙芝居だった。それから頭の切れる繊細な青年と話をする。その青年がボーカルを担当するバンドでは知人がドラムを叩いている。その知人はテレビに出て、タレントのおばさんのお尻を触って怒られたりしている。

2/12

本当の世界の電車に乗っていた。本当の世界は静かで、テクノロジーがこの世界より発達している。俺は座席に腰を沈めて、隣にいる女性の肩に寄りかかっている。俺は本当の世界で生きて行きたいとその女性に話すが、また眠たくなって来てしまう。電車のアナウンスは俺の知らない言葉を話す。

2/13

殺人現場を通りがかった男とその息子が警察に証言をするが相手にされない。警察にぞんざいに扱われた男はすっかりいじけてしまい、家族を連れてキャバクラのような場所へ行く。男はちやほやされて幸せそうにしている。

2/13

ゲームの得意な兄弟が大人になっていく様子を描写するだけのドラマ。三十代になった兄弟が虚ろな目をして音ゲーに没入しているところで話は終わる。

仏教系の新興宗教が主催する宝クジを買う。小さな仏壇を購入しそこからクジを取り出す仕組みになっている。妹と妹の彼氏がその仏壇を拝み倒している。

自分と父、妹と妹の彼氏の四人で、リゾート地のアパートに住んでいる。上の階に住む若い女が娘と友人を引き連れて訪ねてくる。メイクがきつくて圧の強い感じ。玄関のドアを開けた父に向かって出し抜けに、「一週間で良いのでワンちゃんを預かってくれませんか?お願いしますね」と言う。
俺は女を引き留め、「無理です」と言う。女は機嫌を損ねる。俺は手に長ネギを持っている。それから妹と彼氏と三人で夕飯の買い出しに向かう。水たまりのある駐車場の向こうにスーパーの看板が明るい。妹がふざけて、油のついた足で俺の足を踏んでくる。妹の彼氏はそれを優しく叱る。
俺が帰宅すると、見知らぬ女性が猫に餌をやっている。女性は驚いたふうで、何故だろうと思うが、俺が間違えて隣の部屋に帰ってしまったのだと分かる。猫はうちの猫に柄が似ているがよく見ると違う。テレビでは「ドラえもん」がやっている。
「すいません。部屋のレイアウトとか、猫の柄とかが似てて…間違ったってことに気づきませんでした」
「ああ、良いんですよ」
その女性は俺の母と面識があるらしく、母が読んだ本についての話をしてくれる。
インド哲学に関する聖人の本を読む。「レベル0200」というタイトルだった。それから高校生のパンクバンドのCDを聴く。セックスピストルズがどうのこうの、という歌詞で、曲はくるりの元気な曲みたいなテイストだった。

2/16

苦しい記憶を再生した友達が、スーパーマーケットの中で踞り、たくさんの胃液を吐く。俺は手に持っていた袋を友達に差し出すが、間に合わず、幾らか床が汚れる。胃液は曇天のように薄暗い赤黄色に濁っている。

3/8

未来の電車に乗る。ジェットコースターみたいな感じの乗り物で市街を滑っていく。都市の中心部にある新しい店に行く。服や本や菓子が売っている店。入り口から長い螺旋階段を降りると広い売り場がある。本のコーナーには小洒落た表紙のバンドスコア集がある。韓国のシティポップのオムニバス。

3/9

謎の警備会社で働いている。1階がエントランス、2階は事務所。その他の出来事はすべて失念。

3/30

空気が六月のように微睡んでいる時間帯で、友達が運転する車の助手席にのっている。友達が疲れているように見えたので運転を代わるが、ブレーキが効かず、目の前の車に追突しそうになる。それからハンドルが言うことを聞かなくて、通りに面した家々の窓ガラスをことごとく割ってしまう。

4/3

同窓会のようなライブをする。・バイト先の同僚の女の子から一万円を貰う。その一万円は新札で、半紙のような紙とくっついている。紙にはおれの顔が印刷されている。・ベースをやっている性格のきつい女の子と、回転寿司を食べながら話している。

4/21

どこかでライブ。風のない森(曲名)。ギターがウクレレみたいに小さく感じられた。コードの音が綺麗に出ていた。緊張もあまりしなかった。上手いピアノが居た。ギターのマイクしかなかった。

4/23

バス停。俺に関心を持たない何人かの女の子、昔好きだった人たち。朝、空虚感、そこまで悲しい訳ではない。

5/1

一人乗りの宇宙船に乗り込んで火星へ行った。平らな地面の一面に芝生が植えられた広い公園で沢山の人が遊んでいた。その後基地に帰還し先生に報告をしようとするが上手くいかず、先生は「陽射し」を浴びたせいで脳が損傷したのだと言った。火星調査隊員は消耗品だということ。

5/6

「僕は四年生まで学校に行って卒業してもう一回一年生からやらせて貰ってるんです」と誰かに話す。自分は通常より難しいモードでゲームをしているらしい。自分にはハードな仕事、コンビニのような場所で働いている。客の忘れ物は大麻かと思うが臭いを嗅ぐと合法ハーブだったので捨てる。

6/9

駅に向かっていると赤い服の太った男に腕を掴まれる。振りほどいて改札へ走り電車に駆け込むが先ほどの男が同じ車両に居る。俺は隣の車両へ移るが男もこちらに来る。小学生の集団の中にしゃがみ込んで隠れるが見つかってしまう。男は俺を殺そうとする。俺は男を殺して生首を玄関に捨てる。

6/10

明らかに酔っている数学教師の授業を受ける。

公園になっている階が二、三あり、不思議な男が住んでいるという夜のビルがある街角。俺はそのビルの階段を降りて外に出てきた。ビルは憂鬱の色だった。

6/17

古本屋。諸悪を担う幼い少年兵と闘う。真の物語を得るための決断をすると、雪が止んで少年は死ぬ。転換。玄関先の坂道。何かに驚いて逃げる猫と雪に小便するリボンの猫を目撃。犬に吠えられる。間違って犬に唾を吐きかけてしまう。嘴のある人面亀「モグラ」に懐かれる。亀は少し人語を操る。

6/29

三階建ての洋館にバイト先の店が出店し、一日だけそこで働く事に。最寄りの駅は割と閑散。神奈川県のどこか。駅前広場は広い。鄙びた商店街を歩いていくと洋館に到着した。店長が話しかけてくる。「臨時のバイト達がみんなこの階段を上って右の部屋にいるよ。お前も行ってきていいよ」 

6/26

卓球の大会。タイムテーブルの錯綜。友人と会う。昔の同級生と会う。アルバイト。

7/7

ある有名な女性歌手が経営しているラブホテル。小規模なリゾート地にあるマンションのような建物。

7/20

屋上のようなところ。大きい蛆虫の湧いている波止場。フェンスの向こうは波のできるプール。遊んでいる人たち。俺は誰かのシャツを着て立っている。大きな波が来て、隣の人の服が濡れる。・文化祭のライブを控え、皆練習に励んでいる。友人はビートルズを弾いている。・旧ソ連SF文学の古本。

7/21

神社のようなところ。壁は襖になっていて、開いている。障子が破れている。歩いて行った三番目の部屋には祭壇があり、祭壇の前には妹に似ている女の子が立っている。女の子は振り返ってテレパシーを送ってくる。「私ひとりしか居ないのにそんなに(霊力か何かを?)使ってしまうんだね」 

8/8

神社のようなところ。壁は襖になっていえ、開いている。障子は破れている。歩いて行った三番目の部屋には祭壇があり、祭壇の前には妹に似ている女の子が立っている。女の子は振り返ってテレパシーを送ってくる。「私ひとりしか居ないのにそんなに(霊力か何かを?)使ってしまうんだね」 

8/24

知らない女の子とハグする夢。幸せな気持ちになるけど少し儚いような感じもする。その女の子の部屋を後にして、少し怪しげな夜の田舎道を探検する。高いところにベニヤ板の橋がかかっていて、職人さん達に励まされながらそこを渡っていく。

9/1

電子レンジで温めるごはんに自分の精液をかけて食う男。俺にも食わせようとしてくる。とても気持ち悪い。 

9/6

小説家の事務所を見学する。熱血な不動産屋みたいな人が演説をしている。それから小説家に連れられて野外フードコートのタイ料理屋で食事。お化け屋敷のような病院が廊下の窓から見える。制服がメチャクチャ汚れまくっているのでバイトに行けない。 

9/7

コンソメスープを作っている。腐れ縁の友人からメール。洒落のつもりなのか、自分の名前をもじった偽名を名乗っている。音信不通の知人に関する何人かの証言を聞く。何かのおもちゃについたカメラが収集した画像をネット経由で回収する。

9/11

祖母からメール。「あのエアコンはもう三十年も前から使っていてとても大切な物なのです。新品同様になるまで綺麗に掃除して○○さん夫婦に送るつもりなので、丁寧に扱ってください。フィルターに溜まったホコリがとれませんがまだまだ使えます」 

9/23

電子レンジで温めるごはんに自分の精液をかけて食う男。俺にも食わせようとしてくる。

歌を歌いたくない人も居る

おれよりはるかに歌が上手いのに、あまりやりたがらない人もいる。上手くても、歌うのは恥ずかしいことなのかな?よくわからない。

その人達はべつにどんな悪意もないということは分かっているけど、おれはほんの少し、歌いたいというだけの理由で歌を歌う(そしてそれがあまり上手くない)自分を、卑しいもののように思ってしまう。

どうして、上手いのに歌いたがらない人がいるんだろう?楽器をやっている人には、時々そういう人がいる。

自分に厳しいのかもしれない。だけどそれならなおさら、俺はやっぱり身の程知らずで馬鹿なやつに見られるのかも知れない。だけど歌うことは楽しいと思う。

スピリット

おれは、グッと来る作品、漫画とか音楽とか小説とかに遭遇すると、それに込められたスピリットを手渡されているように感じる。
いや、素晴らしい作品でなくても、そのあまり素晴らしいとは言えないスピリットをポケットに突っ込まれるみたいな感じがする。
何かを作るということは、自分のスピリットをいずれ誰かの手に渡すということなのだろう。
スピリットの色や匂い、形や手触りは人によって全て違うと思う。
おれにはおれの、彼には彼の、彼女には彼女の…という具合だと思う。
自分が何者なのか的確につかむことは難しいのだろうけど、何か自分のスピリットに磨きをかけることのできる行動というのは思いつく。
変な壮大な話じゃなくて、早寝早起きをするとか、たまには野菜を食べるとか、ギターを練習するとか。
おれは自分をよりいいものにして、それを誰かに渡してみたい。

チャッピー

第9地区と同じ監督の「チャッピー」という映画が面白かった。人の心をインストールされたロボットがギャング達に育てられてギャングスタになる、みたいな話。

登場人物の立ち位置や行動様式が善悪で二分されるのではなく、グレーな領域が用意されているのがなんとなく現代的だと思う。

だけどそれはどうでも良くて、メチャクチャ強い警官ロボットが中学生みたいに悩んだりグレたりキレたりするのが面白い。

もっと言えば話の筋とかもどうでも良くて(面白いけど)、ビジュアル的に観ていてわくわくする映画だった。

フィリップ・K・ディックの小説が好きな人などに勧めてみたい。

夢アーカイブ 5/27-12/11

古いものから並んでます。


友達が刺身を買ってきたので、一緒に食べている。バイトに遅刻しているが、いまいち気に病むことができない。それから広い公園の入り口あたりで同級生達に絡まれている。場面転換して学校の廊下。同級生達の中の一人の女の子が「あいつあなたのこと撃ち殺そうとしてるんだよ」と言う。

知人が俺の寝てる間に好き勝手に部屋を物色したりする。

ブックオフには古いゲームやカセットテープ付きの本が売っている。友達と数名で訪れて、しばらくの後スタジオのロビーのような所で落ち合うと、皆は俺の知らない間に夕食を済ませていて、なんとも言えない気持ちになる。

友達が作った組曲を聴かせてもらう。第三番まであり、独特の涼感と水のような映像、甘い退廃の滋味がある。「小学生の時に書いた作文が見つかって、それを基に作ったんだ」と彼は言う。俺は「自分の幼少の頃にはそのような光るものが特にない。俺はモチーフから創らなければ」と思う。

空港を歩いているとフェラ・クティを見かける。日本人の付き人が二人いた。たどたどしい英語で話しかけて、サインを貰った。そのあと付き人の一人、麦わら帽に半ズボンのお兄さんが「腹減った〜」と独り言ちると、フェラ・クティは「裸の大将?」と言った。日本語話せるんじゃん、と思った。

何か面白い本のページを破ってファイリングした。それから、訪ねてきた少女にそれを見せた。

殺意のようなものを湛えた表情のあまりない男が、白い建物の屋上の辺りから、階段を降りてこちらへやって来る。

学校でクレイジーなライブ。バンドのボーカルを紹介する先生は変顔をしていた。

夢の中で撮った写真を、現実に転送する試み。

北欧の男の車に乗り込む。新しい生活によく似合う、音数の少ない曇り空のような音楽が流れている。俺は「アーケードファイアってこんなに良いんですね、全然知らなかったです」と言う(夢の中ではアーケードファイアということになっていたけど、全然そんな風ではない音楽だった)

新宿から武蔵小金井へ行く路面電車に乗っている。路面電車江ノ島風の街並みの坂を下りていく。運転手とは前にも会ったことがある。俺と運転手はどこか都合のいい会話をしている。運転手は客席に座っている。

広い地下階のある屋敷。皆が悪ふざけをしている学校の教室。 #夢日記

○○さんは、映画とかも、ばばっと観ていくんだけど、よかったやつはちゃんと覚えててかなり細かく話すの、と言っている人がいる。○○さんはなかなか有能な人であるらしい。

○○君には嘘がつけないな、と思う。

青梅線の終電」に乗る。どこに行くのか分からないモノレール。ホームは暗く、発車間も無いそれに急ぎ足で乗り込むと、ドアが閉まって走り出す。自分の知っているどの電車とも違う、独特な場所へ運ばれていくことを感じるが、車窓はひとまず夜明け近くの府中の街並を映している。

UGなライブハウスの店長と話している。それから、俺と友達と妹は豚バラになってテレパシーで会話している。(『もう起きなきゃ』『起こしてよ』『でも俺たち死んでるから動けないよ』)

いずれフルアコのエレキギターを弾くのだという暗示。地元の商店街の駄菓子屋の親父が、俺がいま住んでいる街にあるスタジオで働いている。「駄菓子じゃ割が悪くて食って行けないからね」スタジオではドクターペッパーが売っている。セッションをぶち壊しにするようなソロを弾く。最高の気分。

妹が家に招いて勉強を教えている中学生くらいの女の子が、テーブルの上の餃子を食べようとして、妹にたしなめられる。女の子は俺の憶えているような子供番組を少しも知らない。

煙草を吸おうとして注意される。箱の中には折れた煙草やシケモクが沢山入っている。

既に死んだタレントが最後に出演した番組の録画を見ている。そのタレントは未来から来た男と話している。「僕は●●性●●炎って言う病気なんだけどね、もうお腹のこの辺の感覚とかが無いんですよ」「あなたはその病気が原因で、20XX年現在、もう亡くなっているんですよ」「そうでしたか」

もはや何者も何者でもない世界、作りかえられた世界で、つまらないゲームをしている。コントローラーを置くと自分が見ていた画面は窓であることに気づく。その窓の外へすり抜けようとするがあまりスムーズに動けない。新しい身体だからだ、と思う。

卒業式。皆、荷物を纏めている。冴えない男の子が洒落た先輩に「こんど一緒にツーリング行きましょうよ!」と言うと先輩は「うん、行こう」と言って白々しく受け流す。はにかみ屋の五歳位の女の子が忘れものをとりにきてほろ苦く笑っている。俺は好きな人のいる公園に行く。

卒業式。気の強い女の子と強がりの男の子が話している。そういえばこんな人達もいたな、と思う。それから担任だった先生が新しく受け持ったクラスの女の子が麻薬で捕まったと言うニュースをテレビで見る。先生は「気付いてあげられなかったことを恥ずかしく思います」とコメントしている。

変な、だだっ広いプールのようなところにいる。係員が何かファンシーな名称の浮きを配りはじめる。俺はそれを取りに急いで泳ぐ。「イメージしたスピード以上にはならないのだから、イメージはでかい方がいい」と思う。

料理を失敗。荷物の運び出された旧宅。二人組で行動する青い服の太った巨漢が、磨りガラスの窓越しにこちらを見ている。気味が悪いので通報しようとし、「100」にプッシュしてしまう。110にかけ直し、外に出て様子を見、水道局か何かの作業員の見間違いだと気づく。腑に落ちない。

長いウォータースライダーのようなものを滑り降りて、階段の四つあるところに着く。無作為に選んだそのうちの一つを降りていくと、小部屋があり、そこに迷い込んできた男がある。俺は男と少し会話する。

汚いライブハウス。知り合いがニルヴァーナ崩れのようなバンドでベースを弾いている。放心していると演奏が終わって、知り合いがこちらにやってくる。「よかったですよ」と言う。知り合いは「だろ、俺はチームの為に自分を捨てるのが上手いからな、お前んとこの○○君とは違って」と得意。

冬。気の強いお姉さんと湖上の橋を散歩している。「水だよ、泳いでくれば?」「いまこの格好で落ちたら俺はもともと泳ぎも上手くないし絶対溺れます」/ギターでセッションに参加している。カッティングのリフを延々反復している。

幾つかの性的な写真を見せられる。坂を滑り降りる。大量のおばけが地から湧き天に昇っていくのが、トタン屋根のボロ小屋の窓から見える。誰がが言う。「うわァ、なんだあれ!」「不浄の魂がみィんな出てきちまった!」主人公の魂は既にここではないどこかへ運ばれている。

旧ソ連の独裁者の写真や肖像画を濁流のように想起する。その独裁者の名前を思い出しそうになり、俺は何かを言おうとする。口の端がぴくぴくと震える。

地下室で複数のバンドの合同リハーサル。やる気のないメンバーを追い出そうとしている。そのあと、オーディションのようなものがあり、新曲を演奏すると、審査員が涙ながらに絶賛したあと、興味深いアドバイスをする。だけどアドバイスを聴く前に目が覚めてしまった。

回転寿司屋のレーン以外をとっぱらったような、少し暗い場所。人間より賢い蜘蛛についての話を読み、友達と余った料理を交換する。俺は卵とじ、彼女は麻婆豆腐。そこを出ると別の友達が豚の空気人形を散歩している。六、七体ぐらいあり、一つ分けてもらう。 胴が赤く長い。

富豪の女が主催しているパーティー。女を先頭に訓練された少年達が行進している。女に気に入られた少年は生活に困らないのだと言う。机にはアジア風な料理。周囲はビーチで、燭台に火がついている。

コピーライター協会の会長を務めている男が、何かの賞を獲る。それから彼の事務所で記念撮影がある。はにかみ屋のおじいさんで、カメラを向けられると落ち着かなそうに強張って、表情が定まらない。

シュッとした黒人女性と行動を共にしながら、その女性と結婚することについて考えている。

何か用事があって一緒に居た女の子が彼氏と電話している。「え?うん、大丈夫。私に惚れてるみたいだけど。うん。私のことが好きみたい」女の子はこちらの様子を伺う。俺は少し落ち着かない。電話を切ってから「なんでそういう冗談を言うの」と訊くと、「昔は好きだったんだよ」と言われる。それからその女の子と祖母の家に行くと、昔死んだ猫が俺を出迎える。猫は元気そうだけど、俺は悲しくて泣いてしまう。「なんで泣いてるの?」「この猫、本当はもう死んでるの。今日は元気だった時の格好で出てきてくれたみたい」「そうなんだ」女の子が猫を抱き上げる。

ゴーストタウン化しつつある地元の商店街にある、ガストもどきのような寂れたファミレスで友達と朝食をとることになる。受け売りのジョークはやや受け。散らかった席に腰掛けて、ここにはもう店員なんて居ないんじゃないか、と思い始めた頃に店員がやって来る。店員は緩慢に席を片付け始める。

卒業式。何故か母も生徒としてその場にいる、ノリノリで。俺はいかにも夢らしい都合の良さでそれなりにモテたりしている。ヤンキーと、暗くて無口な奴がいて、どちらも歌が上手い。無口な奴がコーラスのある音楽の素晴らしさについて説いている。

駅の地下で展示を行う。美術系の友人に会う。

友達と一緒に歩いている。俺は「俺はギター下手なんだけど、それってつまりポストパンクって事なのかも知れないと俺は思うんだよ」などと言っている。武蔵溝ノ口から、溝ノ口に乗り換える途中。光の青白くぬかるんだ曇天。

飼っている猫と猫じゃらしで遊ぶが食いつきが悪い。猫は俺に説教する。「そんな雑な動きで私が夢中になると思うの?楽しそうな演技をしてほしいの?」俺は「いや、別に…ていうか演技とか出来るの?ちょっとそこで何かのにおい嗅ぐ真似してみてよ」と言う。猫は挑戦する。

林道に面している大きな白い家のバルコニーで、話し合っている人々がいる。俺の少し苦手なタイプのおしゃれ(インチキ臭い帽子を被って髭を伸ばしてみたり)をする人々による、意識の高い男女の集まり。若者もおばさんもいる。俺はうっかりそこに迷い込んで、「まあ座りなよ」という事になる。

おじいさんがどこかの島に行く様子を取材するテレビ番組。生放送で、アシスタントを募集しているので応募する。俺はアシスタントとしてその島のどこかにある、空気の青く静かな湖に来ていて、写真を一枚撮る。

同級生が教室の外を見ている。「今廊下にかっこいい外人の軍人が居たんだよ」そちらを見ると、教師が佇んでいる。「●●先生じゃん」「さっきは居たんだよ」それからその軍人が教室に入ってくる。壮年のアメリカ人。銃をちらつかせてから皆を教室の端に座らせて、それからバスに乗せる。

トイレに行こうとする途中で知らない男に捕らえられて、脚などを愛撫される。とても上手くてまともに立っていられなくなる。

尊敬するバンドと一緒に演奏することになるのだけど、そのバンドのギタリストがおもむろにジミヘンの曲を弾き始めて、つまらないセッションになる。客は白けている。失敗した、というムード。ライブハウスのスタッフは、このライブを主催してる会社がクソだからしょうがないよ、と言う。

大学を受験して合格するが、高校側の意向で合格取り消しになってしまう。「大石は『●●』等の言動が目立ったため、担任●●と生活指導部●●で相談して入学資格を剥奪することにしました」という感じのメールが生徒全員に届く。

軽音の後輩がサイレントサイレンみたいな歌を作っている。

レトロなポップスバンドのボーカルのお姉さんのその他の活動をチェックしている。ブラジル音楽とスウィングジャズを踏まえた現代的な作曲家でもあり、二歳の男の子と黒人音楽系電子音楽ユニットをやったりもしている。

YouTubeで「満腹教室」という歌を聴く。とても良い歌だった。

高所から落ちて海。人工的な青が陽に透けている浅い海の底を泳ぐ。底には砂しかなくて、海藻も生えていない。その夢から覚めて、その海がタイに実在するということを確信し、タイへ行く。そこで出会った夫婦と片言の英語で話す。ただし奥さんは日本人であるらしく俺よりも日本語が上手い。

映画の学校で昔のアメリカのアニメを見る。俺は上映の助手を体験する。男の子向けのアニメはポパイみたいな絵柄、女の子向けのアニメはシンデレラみたいな絵柄。男の子には遊び半分の暴力を、女の子には甘ったるく夢想的な思考停止を刷り込む、という意図を感じて、非常に不快に思う。

友達が、運転が荒すぎるから、というので免許を剥奪されている。六階建てぐらいの小さいビルの工事をしている。窓の取り付け(と言っているが防音扉だった)。これからテナントを募集するのだと言う。目が覚めて、Prefuse73ATCQの中間ぐらいの日本のヒップホップを聞いている。

テクノロジーの使い途についてロボットが話している。「本能に訴えるんだ。男のペニスがどんな風に膨らむか事細かに説明しろ。女のケツを映せ。ロボットの傍らには別のロボットか子供(忘れた)が居て、スクリーンには映像が流れている(兵士に殺されていく人々。人々は何かの罠にかかった)。

JR新宿駅、笑うカーネルサンダース人形。京王線に乗るのが億劫で、別のルートによる帰宅。手紙。「送ってくれた曲を聴いて、セックスのような体験がありました。今度私が出演する舞台の音楽を担当しませんか?」以下詳細。片田舎のリゾート地での住み込みバイト。給料は良くない。

本棚か何かの上にいて、天井に手が届く。天井には布が張られていて、それを掴んでぶら下がろうとすると、布を留めている画鋲が幾つかが落ちるので、やっぱりやめておこうと思う。友人と郊外の川沿いにあるマンションに行く。インターホンを押すと、誰かが小声で会話しているのが聞こえる。

祖母が叔父から電話だと言って渡してきた受話器を耳に当てる。「もしもし、叔父さん?」「数字の皮のゴミが捨てれなくなっちゃったんだよ」……「どういう意味?」というと叔父では無い男の声で「死ねるよ」と言われる。電話は終わる。

いじめっ子達と給食を食べている。「お前んちの猫よくゲロ吐くよなあ」「もう死んだよ」「そうか、悲しいな。あと彼女いるんだろ」「かなり前に振られたよ」別の奴が口を挟む。「お前はさ、俺達と違って、お腹空いちゃいけないみたいなこと言うし、そういうの絶対無理でしょ」

オカマの人の、肩から腰にかけて弦を張って爪弾いている。面白い音色。

セカオワの人とジャニーズのクソ野郎みたいな人が一緒に歌っているテレビ番組。限りなくダサいニューウェーブみたいな音楽に合わせて「天使と悪魔 wow...性だね」みたいな歌詞の、なんとなくキモい歌を歌っている。それから、バスケ部男子が伝授するモテテクニックのコーナー。

昔付き合った女の子と一緒に、過去に遡ってやり直すことになる。だけどやっぱり上手くいかなくて、無かったことにされてしまう。遡ってからのLINEのやり取りが全部消えて元通りになる。彼女の記憶も消える。

体育館みたいなところで何かの演劇の準備をしている。舞台の上の屋根裏的なところ(何て言えばいいのか分からない)から下におりたいのだけど、階段などが無く高いので降りられない。下を見ると人が少し小さくて高所の恐怖感がある。外国の女が輸入した男性器に取り付けるおもちゃが床を走る。

バイトの卒業式。椅子は昨日の大掃除の時に片付けたので、今日はみんな立ちっぱなしか、と思いながらギターを背負う。それから、ああ、今日で卒業だからもう要らないのか、とギターを床に下ろす。ポケットに煙草が三本入っている。

父がバスの運転手をしている。スピード重視の少し危険な運転で、都心らしい並木の大通りを飛ばしている。どこかの家の庭から生えている木の枝が長く伸びて道の上に垂れている。青々とした通りは春のようだった気がする。

左で何かの機械の耳障りなビープ音。右手側にあるiPhoneを手に取るとiPodになっていたので、なんでもいいから取り敢えず、と音楽を再生する。シンプルなコード進行の割と良い曲が聴こえてくる。曲はアイデアが尽きたという感じで緩慢に終わる。それから身体が宙に浮かび回転する。回転の円周が大きくなっていく。このまま振り回され続けたら壁にぶつかってしまうと思うが、壁をすり抜けてどこか高いところに飛ばされる。俺は眠っている俺を空の高くから見下ろしながら「月は君がどこまで見てるか、見てる」という言葉をキャッチする。

友達と新宿西口で信号待ちしていて、俺は大きな鞄を足元に置いている。スキンヘッドの男が後ろからやって来て、俺の鞄を足蹴にする。男は言う。「俺は殴られたし、○○○もしゃぶったし、背中以外は全部やられた。お前に俺の気持ちが分かるか?」そして悲しそうな表情をしている。

廊下?のトイレのドアがちゃんとしまらない。ズボンを下ろしておしりが出てるのを女子に見られて馬鹿にされる。

男を無表情でくすぐっている。デパートの入り口、エレベーターだけあるようなところ、地下駐車場のある階。それから古びた中華屋さんにいく。

かつて美術館でバイトをしていたのだけど、いつの間にかクビになっている。プロファイリングの記録が残っている。「反Google的、何かと口ごもる傾向があり当館の職員としては不適、多動的傾向があり……」ーーそれから二人の少年と海辺を散歩。自転車を引いている。

その女の子の家の前にいたのに、電車の中にいて、トンネルを走っている。女の子は可愛いけれど俺には若すぎる。走るボックスカーの荷台でキスをするが何の感慨も無い。女の子は思い浮かべた人の名前が表示される機器を持っている。画面には俺の名前。俺には好きな人がいるので困っている。その女の子の後ろには、もう一人冴えない女の子がいた。少し高級な郊外で、やや背の高いマンションが沢山並んでいるような街だった。そのような街には無菌感覚とでも言おうか、独特の人を拒む香気がある。匂いのない香水のような空気が、ギターの弦のように張っていたのを憶えている。

祖母宅にゴキブリと雀蜂とクワガタが大量発生し、従兄がブチ切れ気味にその駆除活動をしている。祖母の監視が厳しく、従兄は恋人と愛し合えない。叔母と話す。「一匹いたら二十匹いるって言うでしょ?私もそうでも無いと思ってたけど、一匹入ってきたら沢山ついてきたんだって」

舞台の上で四人のゲイが表彰されている。おじいさんとお兄さんとおじさんが二人。俺はそこに立ち会っていて、おじいさんが首にキスしてくるので立っていられない。それから本屋で「虫のフン」という雑誌を見かける。カブトムシとクワガタの幼虫の棲むドングリの詰まった袋。違法雑誌。

老婆の運営する自動車学校を立ち去り、遠足で世界の果てのような淡い色彩を持つ海辺に行く。混凝土の壁の陰で女の子とキスをする。二人はまだ小学生ぐらいだった。

部屋には製本した詩集。台湾のランキングサイトでトップの、下北系インディークソバンドの音源を聴く。鬱陶しいPV。俺は料理をして出かける。雨のパーキングエリアで古着市。はっぴいえんどのメンバー、アイスクリームのおごりに方ついて熱く語るインチキくさい男を目撃。警官と鬼ごっこ。

微生物のように不規則な形をしたピンクや黄色の淡い光がぽつぽつと浮かぶ白くて広い部屋。俺の身体は何かに持ち上げられてぐるぐる回る。壁にはたくさんの顔が彫刻されている。その顔は天使とかマーライオンに似ている。そのうちの一つ、「追究」と書かれた口の中に飛び込む。

工場で何かがあったらしい、夜勤の人々が慌ただしく避難していく。俺もそこにいる。それから別の場面、俺は死にたいと思っている。陰鬱を優しく迎え入れてくれる女の子と仲良くなって、キスをする。「マリファナなら冷蔵庫の中にあるよ」と言われて確認しに行く。

長野県の辺り。静かな並木道を歩いている。俺は一人でそこに引越すことになっている。これから飼うミニブタと一緒に居る。ホルスタインみたいなぶち模様のかわいいミニブタ。俺はミニブタの名前を考える。モータウンっぽくて良いから、モー太君にしようかな、などと。

俺とその女性がバスを降りると、女性の父親が「尖った丸いもの用爪切り」を取り返すために迎えに来ている。その親子の家を訪ねると高円寺の商店街の中の食堂に似ている。卓にいる大きい芋虫を捕まえて手の上ではわせる。外に出て逃がすと、芋虫はビールを飲んでいたのでとても素早く動く。

世界の水面下の暗闇のようなところを自動的に泳いでいる。スピードはとても遅いのだけど、それは空を滑る飛行機のような遅さで、実際にはそれなりの距離を移動している可能性もある。心の中で誰かの名前を呼ぶと、その次のさらに深い層へ沈み、移動の規模も大きくなる。

あまりにも急な坂なので上ることが出来ず、躓くとそのまま滑り落ちてしまう。好きだった女の子はどんな歌を歌うのだろう、と思いながら屋内施設を後にする。呪われた女そのもののような洋館と目が合い、何か揺らぎのようなものを感じている。

バーに入り浸るお金のない子供。いつも何も頼まないから、マスターにはあまり好かれていない。裏庭は水路に面していて、サーカスみたいに賑やかな遊覧船が停泊している。みんなその対岸、世界の向こう側みたいなところへ行ってしまうが、絵描きのお姉さんに助けられて帰ってこれる。

坂になっている部屋。忍者の男はアメリカ人達に謀られて、津波対策装置によって殺されそうになる。妹に父が電話をかけて道を訊く。男Aが献呈した上履きを履いている。男Aは全裸。俺には少し大きい。町の広場で男Bからお菓子をもらう。男Bは突然です通行人を罵倒し始める。

知人男性「僕は拉致被害者なんですよ。二十代でまだ会社勤めをしてた頃、突然襲われて、連れて行かれたんです。船ごと山奥へ運ばれて、熱した金属をハンマーで叩く仕事をずっとやらされてたんです。毎日ですよ。そんな生活の中で、別の暮らしを夢見てしまうことの惨めさが分かりますか?」

俺はソファに寝転がって、女の子から手渡された「少年電脳未来」という小説を読んでいる。今年の10月4日に夏目漱石が書いた小説であるらしい。

仰向けで高所から落下。恐怖はなく、陽射しになった気分。淡く光るうろこ雲が見えた。それから川に潜ったのでうつ伏せになって水面下の洞窟を進む。俺は視点なので濡れないし、痛みもない。洞窟には何か触手の化け物のようなもの。

女の子と一緒に寝ていると、空から6〜10基ぐらいのミサイルが飛んでくる。ミサイルは減速し、俺たちの眼の前で今にも地面にぶつかりそうになっている。もう、逃げられるとは思わない。「一瞬で死ねるから、運が良かったね」とその子に言う。

説法が始まろうとするまさにその時、俺は全裸にスリッパという格好でトイレに向かっている。

PC室、ブルースの流れているロードムービー。濡れ場があり、俺は反射的に自慰を始める。俺の隣の女は白痴なので気付く気配が無い。映画は次の場面へ。男が車を運転する。女は後部座席から男に抱きついている。

見知らぬ玄関先で他人の車に乗り込み、後部座席で休息していると持ち主が出てきそうな気配がして慌てて逃げ出す。しばらく走った後を振り返ると大柄でスキンヘッドの男が少し遠くからこちらを睨んでいて、終わったな、と思う。場面転換、「俺は学校行かないでいいかな?」と父に相談。

暗い通りを歩いて帰路につく。夜空は暗く、線の細い雨が降っている。俺はもう少しで家に着くところだ。そこで強い上向きの風がある。俺は軽く跳んで傘でその風に乗り、風船のように高く浮かび上がる。見下ろす家々は小さく、高所は中々恐ろしい。傘をパラシュートにしてベランダへ降りる。

布団が幾つか並んでいる寝室。象徴的な女が俺の布団に入ってきて、「私とセックスしない?」と言う。「うん、してみよう」「あなたのことを愛している他の誰かに変身してあげようか」「いや、あなたが良い」俺は女と抱き合う。柔らかい性感がある。女は俺に感情の無い愛を与えてくれる。

東京から離れた場所、川沿いのホテルの食堂。22時頃、父に連れられて入ると、スタッフが後片付けをしている。コンビニも早くに店仕舞いしてしまうような田舎で、商店街の自動販売機だけ電源が付いている。「おいしい水で作ったサイダー」、パンダのイラストの缶。

バーのお姉さんに「200万円ぐらいの価値がある曲を作ってみれば?」と言われる。人に活力を与えるような素敵な人。そのお姉さんの横にいる女の子はもう俺とは話したくないと思っている。俺はつい声をかけてしまったので、嫌な顔をされたあとそっぽを向かれる。

福生のライブハウスに有名なブルースマン達が出演している。出演者の一人が通訳を挟んで「共演しないか」と言ってきて、「是非」と返事するのだが、ふと意識を取り戻すと契約がおじゃんになっている。別の出演者に背後から殴られて気絶していたらしい。彼らの演奏はあまり良くない。

悪夢的な表層をピアノの音楽に包まって沈むと静かな暗闇がある。俺は学校の廊下のようなところを歩いて、さっき自分を助けてくれた音楽の聞こえる方へ歩いていく。放送室のような場所に一人の女性がいて、俺を呼ぶためにこの音楽を鳴らしていたのだと言う。

キッチンに居る。カラスが俺に黄色いカプセルを渡す。開けると歯ブラシの束。入れ歯のようなものも入っている。本物の歯であるらしい。次は赤いカプセル。中身をぶちまける。沢山の歯。目玉のようなものも転がり出る。カラスの方を見ると黒猫になっていて、「バーカ」と言われる。

夜半、触覚の先端が人の手のように広がっているオレンジ色のゴキブリが出る。父が殺し、「このゴキブリはイチゴにつくゴキブリで、牙から凄い酸っぱい消化液が出るらしいよ」と言う。猫がゴキブリを見物しに来ると、ゴキブリは仮死状態から醒めて、猫を食おうとする。ゴキブリはでかい。

授業を受けていると頭のおかしい人が教室に火をつけようとしていることに気づく。自分が気づいているということに気づかれると命が危ないので、必死に平静を装う。

古い知人から電話。会社の同僚からのいじめが凄まじくて、怪我をしたりしているということを相談したいと。

俺の持ってるファズは特別なファズで、みんなの溜まり場に置いてあるラジオの近くに持っていくとラジオからかっこよく歪んだ音楽が流れてくる。

ライブハウスと関連のある、読書家のための売店。ボディーガード10ドルから、など。

旧い級友と出くわし「どうせ下北沢でライブで〜す、とか言って物投げたりしてるんだろ?」と言われて、もの凄く腹が立つ。