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ひんやり感

ブログです。

チャッピー

第9地区と同じ監督の「チャッピー」という映画が面白かった。人の心をインストールされたロボットがギャング達に育てられてギャングスタになる、みたいな話。登場人物の立ち位置や行動様式が善悪で二分されるのではなく、グレーな領域が用意されているのがな…

「夜の国のクーパー」と「冷たい水の中の小さな太陽」を読んだ

伊坂幸太郎「夜の国のクーパー」小気味よい暇つぶし小説、出来の良いジョークを披露されたような読後感。猫も喋るし鼠も喋る、少々ファンタジックな世界の中で、小さな国家の危機を巡るドラマはシリアスに、尚且つ軽快に進んでいく。それでもって、やっと端…

ポール・オースター「ブルックリン・フォリーズ」感想

離婚と退職をした壮年男性がブルックリンに引っ越して、そこで甥っ子と再会したのを皮切りに、色んな人と関わることになる話。訳者あとがきにもあったけど、ポールオースターが群像劇を書くのは珍しい。外人の名前は覚えづらいので、読んでてつらかったけど…

映画「少年と自転車」「明日の空の向こうに」感想

「少年と自転車」(2011, ベルギー, フランス, イタリア)男の子の眼差し、不器用に愛を求める姿にはついつい感情移入し、涙ぐんだりしながら観ていたのだけど、終止感が薄い。コードで言えば3度のマイナーで終わってしまったみたいな、歯切れの悪さのある映画…