大石悠風也の日報

ブログです。

夢日記・「あんた初めからおかしかったんだよ」

A-1

街が津波に呑まれる夢を見た。

B-1

目が覚めた。放心している目に、本棚が映った。

本棚には文庫本がぎっしり。

上部の隙間に平積みしてやっと収まる始末で、まだ読んでない本が沢山ある。

それを眺めていると、本が突然ばさばさ落ちてきて、枕元に山が出来た。

驚いた、こんなことってあるのか。

津波の夢は予知夢なんだろうな、と思った。

ここで目が覚めた。また眠った。

A-2

皆、広い体育館のような場所に避難して、雨風をしのいでいた。

俺はそこにいた小さい子どもと、文庫本のミニチュアを眺めた。

太宰治と、星新一と、原田宗典の本の、消しゴムサイズのミニチュア。

字も印刷してあるようだった。

それを見ていたら、突然、友達(男)が歌いだした。

カラオケの伴奏が流れていた。ガールズバンドの歌だった。

友達は歌の合間合間に、皆に向けて何か怒鳴ったりした。

何かイベントが始まっているみたいだった。

みんなは乗り気で、さあ歌いまくろう、みたいな、ぶち上げな雰囲気だった。

あいつ声高いな、と思いつつ、あまり参加する気になれなかったので、外に出た。

追っ手に見つからないようにしながら。

B-2

バイトの研修へ行った。忘れたけど、パン屋か何かだった。

内装は陰気な倉庫でしかなく、主任のおばさんは友人の母親だった。

到着して、気が付いたら研修が終わっていた。

おばさんは言った。

「一次研修はこれで終わりです。二次研修は論文。ここにある五冊の絵本は、それぞれ、正義、愛、勇気、平和、経済についての考察になっています。この絵本を読んだ上で、5000文字ずつ、それぞれのテーマについて考えられることを書いてきてください。ここで働く人には絶対お願いしていることです」

差し出されたのは、ドラゴンが描いてあるような、ファンタジー系の、外国の絵本だった。その絵本から読み取れることしか書いてはならない訳だから、この研修はある程度、従業員の思想の足並みを揃えることにつながって、それが職場にとっては都合がいいことなのだろう、と思った。

その場にあるATMで、今日の研修手当を早速おろそう、という人達の列があった。

列に加わって、自分の財布をみたら、五千円札と、一万円五千円札が一枚、あと三万円札が一枚入っていたので、五万円もあるじゃん、貯金しておこう、と思って、そのATMで自分の口座に振り込んだ。トイレに、ケンシロウ(『北斗の拳』)の偽物みたいなお兄さんが居て、そのお兄さんと、こんな会話をした。

「僕、さっき避難所から逃げてきたんですよ」

「マジ?気をつけろよ」

「なんかあったら助けて下さいよ」

「金とるぞ」

「じゃあ良いです」

A-3

廊下を歩いていた。下に降りていく階段があったけれど、地獄に続いているようだった。

その階段を下りていくお兄さんがいて、

「そっち地獄ですよ」

と言ったけど、無視されてしまった。

階段は下りずにそのまま歩いていると、天使の女の子が三人ぐらいやってきた。

女の子たちは「あ!居た!」「あれじゃない?」などと言いながら追いかけてきた。

暗い廊下。端の階段を駆け上がると、踊り場の窓から陽がほの白く明るんだ。

二階か三階かは分からないけど、一つ上の階。トイレが見えた。

トイレに逃げて姿をくらまそう。でも、男子トイレに逃げ込んじゃ即死だな。

と思って、女子トイレに逃げ込んで、個室に鍵をかけた。

とりあえず、あの女の子たちはこれでやり過ごせそうだ。

でも、すぐに見つかってしまった。どうして分かったんだろう、と思いつつ、麻酔を打たれたのかなんなのか、よく分からないけど、気絶してしまった。

目が覚めると、廊下に寝かされていて、さっき自分を追っていた女の子たちがいた。

どうして捕まってしまったのか不思議で、女の子たちと話をした。

「どうして君たちは俺が女子の方に逃げたってわかったの?」

「女子便じゃなかったよ」

「男子便にいたし、なんかぶつぶつ言ってて気持ち悪かった」

「だからすぐわかったよ、女子便だと思ってたの?」

「え、うん、違ったの?」

「あんた初めからおかしかったんだよ」