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ひんやり感

ブログです。

ポール・オースター「ブルックリン・フォリーズ」感想

離婚と退職をした壮年男性がブルックリンに引っ越して、そこで甥っ子と再会したのを皮切りに、色んな人と関わることになる話。訳者あとがきにもあったけど、ポールオースターが群像劇を書くのは珍しい。外人の名前は覚えづらいので、読んでてつらかったけど、「ジジイになるまで生きるのも悪くないんだろうな」と思えるような、愛嬌のある、粋な物語。ポールオースターの小説の中で好きな方だった。
ポールオースターの小説は、「ムーンパレス」が一番好き。一番はじめに読んだのは「リヴァイアサン」だけど、それはあんまり好きではなかった。「ムーンパレス」に次いで、「幻影の書」「ミスター・ヴァーティゴ」も良かった。ここに「ブルックリン・フォリーズ」を加えてもいいと思う。
あと、ヨタ話だけど、ポールオースターって、初めて読んだときはもっと若い人だと思ってて、だからもう60才過ぎなんだと知ったときは驚いた。俺の人生にはおじいちゃんというのが居ないのだけど、イカした老人を発見すると、つい、「こういうおじいちゃんが居たらウケるだろうなあ」と思ってしまう。
…感想書くの下手すぎだな、まあいいか。