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ウーバーイーツ第二章

第二章と題したのは、前回職場でウーバーイーツを利用してクソほど叱られたからです。

 

今日はさとこと二人で立川のインドカレー屋に行った。ちょいちょい行くので店員と顔なじみ化していて、いつもくつろいで食べている。食い終わってボーッとしてたら店員のお兄さんがおれの横にぬっと現れて、スマホの画面を見せてきた。

「これ書いてください」

店員は言った。見てみると、口座番号とか郵便番号とかを意味する感じの英語と入力欄が並んでいた。最初はダイレクト過ぎる振り込み詐欺かと思ったが違った。それはウーバーイーツの店舗情報を入力する画面だった。

おれは店員の免許を見ながら住所を入力した。それから、

「これ違いました。店の住所書いてください」

と言われて、店の住所を書き直すなどの徒労に明け暮れた。

作業に没頭すること300000ミリ秒、おれは入力を終え、店員のお兄さんのスマホは無事ウーバーイーツの管理画面に飛んだ。店員はスマホ片手にキッチンの方へ消えていった。それからまたこっちに来た。

「ありがとね〜、どうぞ」

差し出されたのはアイスクリームだった。お礼にサービスしてもらったのだ。なんか全然アイスって気分ではなかったのだが、妙に嬉しかったのでせっせと食べた。

あと、最低なロックバンド(褒め言葉)・バリウムピルズのボーカルの浅井さんと音楽に関するちょっとしたやり取りがあって、お礼にということでラインギフトでビールを頂いた。おれがそんなに役に立った訳でもないので、いいのかな、と思ったけど。それも嬉しかった。あしたのみます、ありがとうございます。昨日のライブ楽しかったです。