世界最古の釣り針は沖縄、2万3000年前
日が昇る。人間はそれを観察して、「なぜ」を付加する。
そうすると、問いが誕生する。
――日が昇る。なぜ、日が昇るのか。
――問いが誕生する。なぜ、問いが誕生するのか。
それから、「何か」を加えると、現象の観察が始まる。
――日が昇る。日とは何か。
――問いが誕生する。問いとは何か。
人間は、言葉が生まれる以前にもこんなことをして遊んでいたのかな?
言葉以前の思考はもっと混沌としていて…
だけどもっと鮮やかで透明なものだったかもしれないと思う。
言葉以前の人々は、おそらく階段を上らなかった。船にも乗らなかった。
彼らはまだ階段や船を作ることが出来なかった。
彼らは崖の上、あるいは巨きな湖の対岸に行くとき、無心に歩き、無心に到達した。
それは彼らにとってワープするみたいな一瞬の出来事であったかもしれない。
例えば崖の上のような目的地までの直線ルートを作るとき、
その階段を作るために余計な時間がかかってしまうという事がある。
だけど彼らはそんな階段を作らない。
彼らは無心のトンネルをくぐって、一瞬でそこに着いたかもしれない。
そういうことを想像すると楽しいし、
自分にもそんな要素が少しは備わっているのでは、と希望が持てる。
きょうで1月最初の週が終わるね。
あと、現在知られている世界最古の楽器は35000年前の笛らしいよ。
さっき、Wikipediaでこんなページを見つけて眺めてた。
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